診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:30~12:30 | / | / | / | / | / | 〇 | 〇 |
14:00~18:30 | / | / | 〇 | 〇 | 〇 | △ | △ |
△:14:00~17:00 / 休診:月曜、火曜、祝日
◆目立つ矯正治療がイヤで矯正治療に踏み切れなかった方々に好評を得ています。マウスピース矯正(マウスピース型矯正)が適しているかは、症状によって人それぞれです。ご興味のある方は、ご相談ください。〔当院で主に採用しているマウスピース型矯正はインビザライン(薬機法対象外・未承認医薬品)です〕
◆マウスピース矯正とは、オーダーメイドで製作した透明なマウスピースを使用する矯正治療法です。
定期的にマウスピースを新しいものに交換していきながら、徐々に歯を移動させます。
◆マウスピース矯正(インビザライン・完成物薬機法対象外/未承認医薬品)では、使用するマウスピースをアライナーと呼びます。
アライナーを製作するためには、歯型データを取る必要があります。当院では、3D光学スキャナーを活用し歯型データを取ります。
光学スキャナーにより歯型データを得ます
(2018年から採用)
そして、歯の移動シミュレーション・ソフトを活用して、『歯の移動計画』を立てます。
3D光学スキャナーで得られたデータを用いて歯の移動シミュレーションを行う
◆インターネット経由(日本の担当技師とインターネット上でやり取り)で、何回も歯の移動計画の修正を加え、計画が確定したらアライナー製作の依頼を出します。出来上がったアライナーが海外(メキシコ工場/本社・アメリカ)から空輸で医院に1週間程度で到着します。
当院にアライナーが到着しましたら、そのアライナーに不備が無いかどうかを1枚、1枚確認してから、ご予約のご連絡をして治療開始となります。
アライナー
◆マウスピース矯正(インビザライン・完成物薬機法対象外/未承認医薬品)は混合歯列期(乳歯と永久歯が混ざっている時期)から使用可能です。
しかし当院では、様々な理由から現在のところ、ほぼ永久歯が生えそろっている方、中学生・高校生~成人の方を対象としております。
〔注〕条件によっては可能な場合もあります。どうしてもマウスピース矯正(インビザライン・完成物薬機法対象外/未承認医薬品)を小学生の時期から受けたいという方は、ご相談ください。可能な場合にはご対応させて頂くことがあります。
ちなみに、成人の方も歯ぐきがしっかりしていれば何歳でも治療は可能です(60代の方でも治療を受けられています)
◆ただし、乳歯が残っている段階からマウスピース矯正以外の矯正装置で、ある程度歯を動かしておき、後になってからマウスピース矯正の治療に移っていく方が有利な場合もあります。
そうすることによって、永久歯列になった段階で、初めて矯正治療を開始するよりも、早く楽に仕上げられる場合があるからです。
歯並び、かみ合わせが気になるようでしたら自己判断されずに、お早めにご相談下さい。
できましたら『小学校低学年頃』までに来院されることをおススメします。
自己判歯の生え代わりが進みすぎると、手が付けづらい状況におちいり、永久歯がすべて生えそろうのを待って対応が必要となったり、抜歯治療の確立が上昇してしまうことがあります。
◆マウスピースの素材の進化や治療テクニックの向上によって、 マウスピース矯正(インビザライン(完成物薬機法対象外/未承認医薬品))で対応できる症状の範囲は広がっております。
◆しかしながら、治療期間をできるだけ短縮させるために、マウスピース矯正のみではなく、補助的にワイヤー矯正や補助装置を使用したりする方が有利な場合もあります。
つまり、マウスピース矯正を行う際においても、ワイヤー矯正の知識・技術も必要不可欠といえます。
◆症状が重く、マウスピース矯正が適さない症状の場合(理想のかみ合わせに仕上げるのが難しかったり、治療期間の長期化が予想される場合)は、ワイヤー矯正をおススメさせて頂くこともあります。
◆骨格的な問題が非常に重い場合やあごのズレが非常に大きい場合など,マウスピース矯正が適さない症状も実際ありますので、まずはご相談下さい。
◆マウスピース矯正には、現在、たくさんの種類(メーカー製品)があり、一長一短があります。マウスピースの素材や治療計画製作ソフトの機能面等から判断し、当院では主に、インビザライン(マウスピース矯正・完成物薬機法対象外/未承認医薬品)を採用しております。
◆また、マウスピース矯正では、歯の表面に何もつけないわけではありません。
◆マウスピース矯正にも苦手な歯の移動様式もあります。その場合は、ワイヤー矯正を部分的に組み込み、治療期間の短縮を目指すこともあります。
そのため、症状が重くなればなるほど、高度なワイヤー矯正の知識・技術が必要不可欠となります。
アタッチメント
◆◆マウスピース矯正にご興味を持たれた方に注意して頂きたいこと ◆◆
▶『マウスピース矯正は、お手軽な矯正治療』という方がいるとすれば、
それは軽い症状にしか使わない(用いない)ため、あるいは、唇側矯正(表側からのワイヤー矯正)と同等の高いレベルの仕上がりを目指していないか、のどちらかの場合があります。
▶マウスピース矯正は、
『矯正歯科学』の『知識・技術』を身に付けた上に、
マウスピース矯正に関するノウハウ(専門的技術・知識)を身に着けて、
初めて使いこなせる、扱いが簡単ではない矯正治療法のひとつです。
▶『お手軽・簡単な治療ではない』ことを、充分ご理解ください。
◆大前提として、アライナー(マウスピース)が正確なものでなければなりません。そのためには、マウスピース矯正用の歯型データを可能な限り正確に取らなければなりません。
当院では、歯型データを取る際に3Dスキャナー(2016年3月から導入開始)を使用しております。
◆インターネット経由で、何回も歯の移動計画の修正を加え、計画が確定したらアライナー製作の依頼を出します。
出来上がったアライナーが海外工場〔メキシコ/本社・アメリカ合衆国〕から空輸で医院に1週間程度で到着します。当院にアライナーが到着しましたら、そのアライナーに不備が無いかどうかを一枚、一枚確認してから、ご予約のご連絡をして治療開始となります。
歯の移動計画が適切かどうか
◆3D光学スキャナーで得られた歯型の3Dデータをもとに、歯列・咬合(かみ合わせ)の設定、そして、歯の移動順序などを、歯の移動シュミレーションソフトを使って決定します。
クリンチェック
歯の移動シュミレーションソフト
◆ここで、患者さんごとの条件や症状に合わせた歯の移動計画を適切に作らなければ治療は上手く進みません。
つまり、マウスピース矯正に関する、ワイヤー矯正とは異なる『特有な診断知識』が要求されるのです。
しかし、
◆単にアライナーを歯にかぶせていれば良いというわけではありません。アライナーの使い方には様々な注意点があります。
そのため、単に
『アライナーを使ってください』
というお願いするだけではなく、我々医療者側(矯正歯科医やスタッフ)が
『しっかり守っていただきたい注意点・作法』
を伝えていかなければなりません。
そのサポートシステムがしっかり行えていないとマウスピース矯正はうまくいきません。
【注!】治療計画をアライナー製造メーカーに丸投げし、アライナーの使用法を患者さんに丸投げしてしまうようなきめ細やかさに欠けるやり方では、マウスピース矯正はうまく進みません。
▶適切なステージング(歯の移動のさせ方・移動の順番)
▶患者さんのご協力、がんばり
なくしては、治療は成功しません。
◆◆アライナー(マウスピース)『一枚一枚確認』の重要性
◆アライナーは海外の製造工場〔メキシコ/本社・アメリカ合衆国〕から空輸されてきます。そして、当院に到着した何十枚ものアライナーを、インビザライン治療に普段たずさわっている歯科衛生士がていねいに『一枚、一枚確認』を行ない、欠陥がないか肉眼で確認します。問題のないことを確認した上で、患者さんにご予約のご連絡をして治療開始となります。
◆このようなアライナーの不良の確認をせずに、治療を進めた場合の問題点としてあげらるのは、歯の移動がシミュレーション通り(計画通り)進んでいない時の原因がはっきりしないということです
ちなみに、計画通り歯が移動していない原因として、次の4つが考えられます。
1)患者さんの使用法、使用時間に問題があった
2)患者さんの生体的問題や習癖(歯ぎしり、舌癖、骨密度・骨代謝など)
3)治療計画の問題(移動様式、アタッチメントの形状・位置、ゴムの使用法)
4)アライナー(マウスピース)の不良
◆それらが複合的に生じて計画通り治療が進まないことがあります。その原因を限りなくゼロに近づけなければなりません。当院ではその1つの取り組みとして『アライナーの不良・欠陥の確認』を行っております。
時間と手間がかかる地道な作業ですが、スキップすることができない作業のひとつです。最近は欠陥品/不良品が非常に少なくなってきていますが、ゼロにはなりません。マウスピース型矯正治療を計画通り進めるためには、アライナー(マウスピース)の一枚一枚の確認が必要不可欠と考えており、実行しております。
ちなみに、当院のアライナーに精通しているスタッフが確認したとしても、肉眼ではチェックしきれない、実際装着してみないと(つけてみないと)わからない製造上のエラーというのも存在します。
◆マウスピース矯正(インビザライン・薬機法対象外)は自費診療〔公的健康保険の対象外〕となり、料金は症状や治療期間によって異なりますが、唇側矯正(表側からの矯正)の1.2~1.5倍程度の料金がかかります。
〔2025年1月現在の料金体系〕
*検査診断料 66000円(税込)
*装置料(基本料+装置料)935000円(税込)
*処置料 〔5000円(もしくは7000円)
通院月1回程度・稀に月2回の場合があります(処置内容・治療計画によります)
合 計 1133000~1205000円(10%税込)
〔治療期間 2年~3年(通院回数24回~36回)と想定した場合です〕
〔処置料には、歯のクリーニング処置も含むことがあります〕
◆分割支払い・デンタルローンにも対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。
ちなみに、歯列矯正にかかる治療費は医療費控除の対象になります。
歯型のデータ取り込みを行い、治療プラン、アライナー(マウスピース)作成発注を行っております。
(2016年3月から導入し、活用しております)