診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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△:14:00~17:00 / 休診:月曜、火曜、祝日
多くの方が矯正装置といって思い浮かべるのが、唇側矯正(しんそくきょうせい)です。
これは、歯の表側にブラケットという装置を付けて、ワイヤーをくくりつけて、ワイヤーの力(弾性力)やゴムやバネの力で歯を移動させていく矯正治療です。
以前は、ギラギラした金属製のブラケットが主流でしたが、矯正材料の開発が進み、目立たない材質のブラケット(セラミック製やプラスチック製)が主流となっています。
さらに、ワイヤーについても、目覚ましい進歩がなされており、高性能の目立たないワイヤーも開発されています。
【目立たない唇側矯正】
目立たないブラケット
目立たないワイヤー
の組み合わせ
矯正治療で使用されているブラケットの一つに、セルフライゲーション・タイプのセラミック・ブラケットがあります。
これは、ワイヤーをクリップで固定する(下写真参照)というセラミック・ブラケットです。外から見えやすい前歯用のブラケットには歯の色になじみやすいようにクリップ部分にロジウム・コーテイングがほどこされており、金属ブラケットと比較して、目立ちずらい仕上がりになっています。
また、目立ちづらいという利点の他に、通常の細いワイヤー(結さつ線)でブラケットにくくりつけるタイプのものより、ワイヤーを強く固定しすぎず、さらに、ロジウム・コーテイングによってワイヤーのすべりが良いです。
ワイヤーをクリップで固定
(B)ロジウムコーテイングされたクリップ
*当院では、中高生、成人の表側からのワイヤー矯正(2期治療の唇側矯正)で使用するブラケットは、原則、「セルフライゲーションブラケット(写真A)です。
*セルフライゲーションブラケット(クリッピーC) について → http://www.tomy-ortho.co.jp/lineup/product02_02.html
矯正治療法(様々な治療テクニックがあります)や矯正材料には様々なものがあります。価格を優先するのか、見た目を優先とするのか、性能を優先とするのか、すべてを満たすものは存在しません。矯正歯科医院によって、利用しているブラケットもワイヤーも異なります。
当院では、中高生・成人の唇側矯正で使用しているブラケットはセルフライゲーション・ブラケット「クリッピーC」(国産のセラミックでできたブラケット)です。
実はセルフライゲーション・ブラケットの中にもたくさんの仕様(タイプ)があり、日本人の歯の形や理想的な歯列形態から算出された数値をもとにデザインされたブラケットも存在します。当院では、日本人に合う、より美しく、より機能的な歯並び・かみ合わせをできるだけ早く仕上げられるようにと、この日本人仕様のブラケットを採用しています。